ABOUT

⚫︎私たちのこと

「タル」は井上翔子と杉山小百合による、京都を拠点にする作家ユニット。自分たちの手から作品を生み出すことを大切にしています。素材の良さをご依頼主と一緒に引き出しながら、テーマに向かって商品作りをすることが多いです。また、好きなものを仕入れて販売する活動も行っており、インドネシアの工芸品であるアタカゴを扱っています。
 タルは器。樽の中のものがそのものの力を使って醗酵するように、私たちも題材や素材、人の力を存分に使いオモシロイ変化を起こす活動をしたいと思っています。また活動も心も満ちてゆく(足る)ような場にしたいという願いも込めています。

⚫︎タル結成までのこと

井上が2016年に立ち上げたkras(家具・雑貨ブランド)に、2020年から杉山がゆるやかに関わり始める。その後本格的に2名体制になり、作家としての制作が増えてゆくなど活動の在り方が変化。今後2人らしく創作できる場所をつくろうと、2024年「タル」を結成。

⚫︎作家プロフィール

井上翔子
2016年、自身のデザインプロダクトを扱うブランドとして東京にてkrasを設立。インドネシアの工芸技術を用いた家具・雑貨のブランドとして、テーブル・チェア・アタカゴ・バティック生地のデザイン/輸入/販売を行う。その後、空間コーディネイトや陶磁器の絵付け、ナチュラル石鹸企画販売など幅広い案件を行うようになる。2018年に拠点を京都に移し、茶籠や仕覆などの茶道具の作家活動をスタート。現在はユニット作家としての活動に加え、個人的に茶道具作家としても活動している。

杉山小百合
2018年、京都に拠点を移した井上と出会う。2020年、ゆるやかに井上の仕事を手伝い始める。2022年、井上の立ち上げたkrasに本格的に籍を移し、作家活動の一部を担うようになる。2024年にユニット作家として活動開始。